日曜日にいよいよ日本ダービー(GⅠ)が行われる。舞台の東京芝は今週からB→Cコース替わりで馬場が良好な状態になったので、日曜日もかなり速い時計が出そうだ。
東京競馬場は火曜日に14.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースはダービー週らしいバイアスが出る可能性があるので注意したい。
京都競馬場は月～火曜日に2㎜と木曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は芝ダートともに良。芝コースは今週からB→Cコース替わりなので、内回りと外回りではバイアスの出方が変わる可能性がある。
では、2023年5月28日、日曜日のトラックバイアスを予想する。
【目次】
東京競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
火曜日に14.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇り時々晴れ予報。
開催6週目、今週からB→Cコース替わり。これにより傷んだ箇所はカバーされ、馬場はかなり良好な状態。火曜日に雨が降ったこともあり馬場の硬さは標準位。
土曜日の時計は－2.5秒位。日曜日も雨が降らない予報なので－2.5秒前後と想定している。
枠は内～フラットと想定。コース替わりで傷んだ箇所がカバーされたので基本的には前日と同じくバイアスは出にくいと思われるが、ダービー週は例年のように1枠の好走が多くなるので注意したい。
直線の伸びはフラットと想定。コース替わりで傷んだ箇所がカバーされたので、前日と同じくバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第～差しと想定。前日はバイアスは出なかったが、速い上がりが出ているので差し有利になる可能性がある。
・ダート
火曜日に14.5㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は4～5％台なのでほぼパサパサに乾燥している。
日曜日の天気は曇り時々晴れ予報。馬場はさらに乾燥しそうだ。
土曜日の時計は－0.5秒位。日曜日も雨が降らない予報なので－0.5秒前後と想定している。
枠と直線の伸びはフラットと想定。日曜日は向こう正面から直線にかけての風が予報されているので、バイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第と想定。前日もバイアスは出なかったので、日曜日も出にくいだろう。
京都競馬場
芝
ダート
【備考】
【解説】
・芝
月～火曜日に2㎜と木曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率は低いので雨の心配は少ないだろう。
開催6週目、今週からB→Cコース替わり。これによりデコボコした箇所はカバーされ、馬場は良好な状態。今週は週間に雨が降ったこともあり馬場の硬さは標準位。
土曜日の時計は－2.3秒位。日曜日も雨が降らない予報なので－2.3秒前後と想定している。
枠は内～フラットと想定。土曜日はコース替わりで馬場が良好になったことと、段々と踏み固められてきたためか内回りのワンターンのレースは内枠有利だった。そのため、日曜日の3Rは内枠有利になる可能性がある。それ以外は前日と同じくバイアスは出にくいだろう。
直線の伸びはフラットと想定。内回りは多少内が伸びるかもしれないが、基本的には前日と同じくバイアスは出にくいだろう。
前後は展開次第～差しと想定。速い上がりが出ているので、前日と同じく少し差し有利になる可能性がある。
・ダート
月～火曜日に2㎜と木曜日に3㎜の雨が降ったが、土曜夜時点の馬場状態は良。含水率は3～5％台なのでほぼパサパサに乾燥している。
日曜日の天気は曇り予報だが、降水確率は低いので雨の心配は少ないだろう。
土曜日の時計は±0秒位。日曜日も雨が降らない予報なので±0秒位と想定している。
枠はフラット～外と想定。日曜日は向こう正面が向かい風の予報でキックバックが多くなるかもしれないので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。
直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。
前後は前～展開次第と想定。前日はバイアスは出なかったが、ここ数週は前有利になりやすい傾向となっている。
